診療案内
Medical
東京都世田谷区梅丘1-34-3 ハウジング梅丘ビル1階
予防処置とは、むし歯や歯周治療になってから治療するのではなく「痛くならない様に守る」という考え方が根底にあります。
予防を徹底することで、痛くならないのはもちろん、お口の健康を増進させて気持ち良く過ごしましょう。
むし歯治療は、むし歯菌に感染した部分を削る治療です。昔は、疑わしいむし歯を徹底的に削ることで、これ以上のむし歯の拡大を防ぐという治療が主流でした。しかし、この方法では歯をたくさん削るために、残った歯に大きな負担がかかり結果的に歯の寿命を短くするリスクが高くなります。近年では「なるべく削らず、できる限り生まれもった歯を残す」治療で、歯を長持ちさせられることがわかっています。
当院では、むし歯を除去する際に「むし歯検知液」を使って正確にむし歯の範囲を把握し、拡大鏡や顕微鏡を用いてなるべく削らない様にすることを心がけています。
むし歯が進行して歯の神経にまで達している場合、むし歯菌に感染した神経を取り除く根管治療が必要になります。ステージによっては痛みがないこともありますが、現在痛みがないからといって放置しておくと中で菌が増殖し、歯肉の腫れや噛むと痛むといった症状が現れることがあります。炎症があまりに大きい場合は、歯を抜く方が総合的に望ましいと判断することもあるので、早い発見が歯を残すのに有効となります。当院では、CT撮影を行うことで診断精度を上げて、顕微鏡を用いて精密な治療を行い、治療後の再発をできる限り防ぐことができます。
失った歯をそのままにしておくことは、「歯がたった1本ない」だけで済まない問題です。また、放置している期間が長くなると、他の歯の歯並びから治さないと適切に治療できない場合があります。なので、歯を失ってから早い時期に、失った歯の機能を取り戻す治療が必要となります。治療には入れ歯・ブリッジ・インプラントという3つの選択肢があります。それぞれの特徴を理解し、相談して治療法を選びましょう。
審美治療とは、むし歯や歯周治療をきちんと治療した上で、より良く歯の形や色を整えるものです。 口元は目元に次いで、相手が受ける印象を左右するといわれています。「白い歯」「美しい口元」はさわやかな印象を与え、あなたの笑顔や会話を引き立ててくれます。
歯周治療は歯ぐきの炎症から始まり、悪化すると歯を支える顎の骨が溶け、やがて歯が抜けてしまう病気です。
歯周治療は、むし歯よりも歯を失う確率の高い病気ですが、初期には“自覚症状が無い”ため、どうしても発見が遅れがちになります。「歯周治療」と聞くと高齢者の病気だと思われるかもしれませんが、日本では30代以上で約8割の発症が確認されています。
ボトックスとは、ボツリヌス菌から抽出されるたんぱく質の一種です。日本では厚生労働省の承認も受けている薬剤で、過剰な筋肉の働きを抑えることができます。
この薬剤の効果により、歯ぎしり・食いしばりの力を弱めることができます。
乳歯だからといってむし歯になっても問題ないと考えることは、大変危険なことです。乳歯は表面のエナメル質が薄く、歯質が軟らかいので、むし歯になりやすく、いったんむし歯にかかってしまうと進行が早いのが特徴です。また、乳歯には丈夫な永久歯が生えるための役割や、永久歯を正しい位置に導くといった役割があります。その他にも、あごの骨の成長や知能の発達、咬み合わせにも影響を及ぼしています。
矯正治療とは、一般的に歯並びをきれいに治す治療のことをいいます。 歯並びの美容的な改善をするだけではなく、正しく発音できるようになること、前歯で食べ物をしっかりとかみ切ることや奥歯で食べ物を噛み砕くこと、全身とかみ合わせのバランスを調整すること、歯のガタツキをなくすことにより歯の清掃性を良くして、むし歯や歯周治療になりにくくすることで歯の寿命を延ばすという予防的な効果も持ち合わせています。さらに、成長期のお子さまには、顎と顔の適切な成長発育を促す効果もあります。
現代人の顎は、食生活の変化にともない昔に比べて小さくなってきていると言われています。
そのため、親知らずが生えるスペースが足りず、真っ直ぐに生えてこれないことがあります。
生え方が悪いと隣の歯に痛みが出たり、影響を及ぼすことがあるので、抜歯をした方がいい場合があります。