東京都世田谷区梅丘1-34-3 ハウジング梅丘ビル1階

ルブア歯科

むし歯治療

Dental fillings

Dental fillings
むし歯治療

むし歯

むし歯の正体

むし歯は、プラーク(歯垢)を「すみか」とするむし歯菌(おもにミュータンス菌)による感染症です。むし歯菌がお口の中の糖分を分解して「酸」を出し、その「酸」が歯を溶かします。 初期段階では自覚症状が現れません。しかし、そのまま放置しておくと徐々に進行し、表面にあるエナメル質の下の象牙質やその内側の神経にまで達してしまい、歯が「しみる」「痛い」などの症状が現れるのです。 痛みが出る前に治療できると、治療が少なくすみます。少ない治療で済むために、予防的に通うことを強くお勧めします。

むし歯はこうして進行します

初期のむし歯
C0脱灰

歯の表面の硬いエナメル質がわずかに溶かされ、白く濁って見える状態です。ごく初期の場合、 適切なブラッシングと歯のクリーニング、そしてフッ素の塗布などにより、再石灰化を促すことで改善が期待できます。

初期のむし歯
C1初期のむし歯

エナメル質がさらに溶かされて歯が黒ずみ、穴が空き始めます。むし歯は噛み合せの部分や、歯と歯の間などに発生しやすく、この段階ではまだほとんど痛みはありません。再石灰化を期待し、進行するようであれば、むし歯を削ってプラスチックや金属等で詰めます。

歯の内部まで進行したむし歯
C2歯の内部まで進行したむし歯

エナメル質の内側にある象牙質までむし歯に汚染された状態です。むし歯の部分がはっきり黒く見え、穴が明らかに空いています、冷たいものや熱いものを食べた時に歯が痛むことがあります。むし歯を削り、プラスチックや金属等で詰めます。

神経まで進行したむし歯
C3神経まで進行したむし歯

象牙質の内側には、神経や血管が密集した歯髄があります。むし歯がさらに進行して歯の神経までむし歯菌に感染してしまうと歯髄炎となり、歯がひどく痛みだします。こうなると、むし歯になった部分の歯を削るだけでなく、歯髄まで取らなくてはなりません。この段階まで進むと治療が終わるまで時間がかかるうえ、歯髄を取ると歯がもろくなってしまいます。
根の治療へ

歯の根(歯質)が失われた歯
C4歯の根(歯質)が失われた歯

むし歯によって歯の上の部分がほとんど溶けてしまい、歯の根に当たる歯根までむし歯が進行した状態です。ここまで進むと歯を抜かざるをえなくなる場合もあります。その場合、抜歯後にインプラントや入れ歯を用いて、失った歯の機能を補う必要があります。
歯を失った方へ

可能な限りご自身の歯を
残せる様に

むし歯治療は、むし歯菌に感染した部分を削る治療です。
昔は、疑わしいむし歯は徹底的に削ることで、これ以上のむし歯の拡大を防ぐという治療が主流でした。
しかし、この方法では歯をたくさん削るために、残った歯に大きな負担がかかり結果的に歯の寿命を短くするリスクが高くなります。

近年では「なるべく削らず、できる限り生まれもった歯を残す」治療で、歯を長持ちさせられることがわかっています。 当院では、むし歯を除去する際に「むし歯検知液」を使って正確にむし歯の範囲を把握し、拡大鏡や顕微鏡を用いてなるべく削らない様にすることを心がけています。
また、殺菌セメントを併用することで、深くむし歯が進行した歯でも神経を守れることがあります。一度ご相談ください。

もう、むし歯に
なりたくない方へ

せっかく治療をしても今までと同じ意識・生活のままでは、むし歯の再発に繋がります。再発・治療をくり返せば、歯はどんどん削られ続け、いずれ失ってしまうことになります。きちんとメインテナンスを行えば再発を防ぐことができます。むし歯予防には、日々のご自宅でのケアはもちろん、プロフェッショナルケアが欠かせません。大切な歯を守るために、治療後にメインテナンスをしていきましょう。